一定の人気がある事務の仕事ですが、実はけっこうたくさんの種類があります。
中には専門職の要素を持ったものもある、ということをご存知でしょうか。そのあたりも含め事務の仕事についてお話ししていきます。
「事務職」といっても、業種によって仕事の内容は大きく変わることがあります。
たくさんの種類がある事務の仕事ですが、次の5つの業務は、多くの事務職に共通する、基本的な業務になります。
回覧や議事録、請求書などの社内文書から、契約書や官公庁への提出書類などの社外文書などの作成も事務職の仕事です。
分業化が進んでいる部署では、扱う文書の種類や作成する書類の内容が限られることもありますが、逆に中小企業など部署全体が小規模であれば、いくつもの書類を扱うことになります。
電話もメールも、社内だけでなく社外からも受けるものです。
そうした連絡に対して、いちばん最初に触れるのは事務職ではないでしょうか。お互いの顔を見合っているわけではないため、コミュニケーションを取るのは難しいものです。
相手にはできるだけ好印象を残したいですし、もちろん失礼のない対応が必要です。
事前の約束のある人・ない人、商談やクレームなど用向きも含めさまざまな来客に対応するもの事務の仕事であることが多くなります。
最初に対応した人の印象が、そのまま組織や部署の印象になることが少なくありませんから、そうした意識をもって業務を行うことが大切です。
顧客や売り上げやマーケティングなどのデータ、手書きのメモや音声を文字に起こすといった業務も、事務職の仕事になります。
入力されたデータは二次利用されることが多いので、入力時のミスがその後に大きく影響を与えてしまいます。
ミスなくスピーディーに進めていくことが求められます。
社内あるいは部署内で使用している、文房具や用紙、机や椅子などの什器などの備品の管理も大切な業務です。
これらの購入年月日や購入先やリース先などシールの貼りつけ、台帳の作成なども行います。
一般事務と呼ばれる事務職以外にもたくさんの事務の仕事がありますが、「事務」の前に何かしらの言葉つく職種は、一般事務に比べると専門性を帯びることになります。
たとえば、
そして、わたしたちが日々勉強している医療事務も、事務職のひとつとなります
医療事務の仕事場は病院や医院・クリニック、調剤薬局などの医療機関です。
医療事務の仕事はいくつかの職種に分けられるのですが、代表的なものとして次の3つの業務があります。
受付業務と会計業務は、実際に病院などで見たことがある方もいるでしょう。
しかし、診療報酬請求業務については、直接目にしたことはないと思います。
この業務は医療機関にしかない特殊な業務で、医療行為のすべてを点数化する書類を作成するというものです。
書類作成自体は専用のコンピュータで行いますが、適正に処理されているかという最終的なチェックは医療事務員の目によるものです。
医療の知識と事務処理のためのスキルが必要になる上、医療機関の収入の大部分を決める書類の作成ですから、決してミスは許されないのです。
正確でスピーディな事務処理のスキルと、医療や医学の知識の両方が必要とされる医療事務の仕事は、決して簡単なものではありません。
しかし、一つずつしっかりと身につけていくことはできます。
京都栄養医療専門学校では、医療事務になるために2年間学ぶことになります
この2年間で基礎から実践までたくさんのことを積み上げていくことで、自信を持って就職活動に挑むことができます。
「事務職」は実に幅広い分野で必要とされる職種ですが、中でも医療事務は専門性の高い仕事です。
このお仕事に興味のある方は、自信をつけるまでとことん勉強して、医療現場での事務のプロになりませんか?
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【学校法人大和学園 京都栄養医療専門学校】
以下の学科をもつ、京都・嵐山にある専門学校。
●管理栄養士科[4年制]
●栄養士科[2年制]
●管理栄養士科3年次編入学
●医療事務・医療秘書科[2年制]
●診療情報管理士科[3年制]