こんにちは。
京都栄養医療専門学校では、栄養のプロとしてのスキルアップに役立つ資格を目指すことができます。
たくさんある資格の中で、今回は野菜ソムリエという資格についてお伝えしたいと思います。
ソムリエと言えば、まずワインのソムリエをイメージする方がほとんどだと思います。
ソムリエとは、レストランで専門知識をもって客にワインを選定し、提供する給仕人のことを呼びますが、もともとは荷物を運ぶための動物を扱う人のことを意味するラテン語を由来としているそうです。
最近では、ワインの専門家を指すだけではなく、「○○ソムリエ」のように特定の分野に精通した専門家にも使われるようになっています。
そのひとつが野菜ソムリエです。
野菜ソムリエとは日本野菜ソムリエ協会が認定する民間資格で、「生産者と生活者の架け橋になること」を目指しています。
野菜ソムリエの資格を取得するメリットとしては、野菜や果。物についての正しい知識を豊富に学べること、その魅力をわかりやすく人に伝える能力を習得することができることだといえるでしょう。すでに5万人以上の方が野菜ソムリエとして、さまざまな場で活躍しています。
野菜ソムリエになるには、どのような勉強が必要なのか。
日本野菜ソムリエ協会が開催している養成講座では、グループワークを通じてコミュニケーション力を養う科目、野菜・果物の生産や流通などを学ぶ科目、栄養素の基本などを学ぶ科目、調理や品種の特徴を生かしたレシピを学ぶ科目などが必要科目とされています。
講座を通して、野菜や果物の種類や特徴や保存方法、栄養素に関することまで学び、普段の生活力向上や職場でのスキルアップにつなげていくことができます。
また、京都栄養医療専門学校でも栄養士の資格を目指しながら、野菜ソムリエの資格を取得することができます。
栄養士科ではさまざまな科目を学ぶため、野菜ソムリエに必要な知識を多くカバーできますが、資格取得のためには野菜や果物に関するさらに詳しい専門知識が必要になります。
京都栄養医療専門学校では栄養士以外の資格取得のためのスキルアップ・プログラムが豊富にあり、野菜ソムリエ資格取得に関しては、野菜ソムリエコースという講座を受けることができます。
この講座で資格取得に必要な知識や能力を補い、試験対策もしっかりとサポートしてもらえるので安心です。
その他にもさまざまなスキルアップ・プログラムが用意されていますので、自分のやる気次第で卒業までにたくさんの資格を取得することが可能です。
野菜ソムリエは、野菜や果物に関する幅広い知識を社会に広めることができるスペシャリストであり、実生活での食事はもちろん、さまざまな仕事にまで活かすことができます。
食に関する仕事をしていない方でも、家族の健康管理などを目的として野菜ソムリエを目指す方は多くいますし、野菜ソムリエという資格を活かし、料理教室や食育活動、飲食業、青果販売など野菜や果物の専門家として活躍する方もいます。
とはいえ、現状では野菜ソムリエという資格だけで就職に大きなメリットがある、というわけではありません。
現在の仕事をする上でのスキルアップや、活躍の場を広げるために野菜ソムリエを目指す方も多いようです。
その中でも、野菜ソムリエの知識を多いに活かすことができるのが、栄養士です。
栄養士とは食に深く関わる仕事です。
学校や病院・介護施設の栄養士、スポーツ栄養士、企業での食品開発・・・など、栄養士としてできる仕事どれを取っても野菜ソムリエの知識を活かすことできますし、仕事の幅もさらに広げることができると思います。
参考サイト
日本野菜ソムリエ協会
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【学校法人大和学園 京都栄養医療専門学校】
以下の学科をもつ、京都・嵐山にある専門学校。
●管理栄養士科[4年制]
●栄養士科[2年制]
●管理栄養士科3年次編入学
●医療事務・医療秘書科[2年制]
●診療情報管理士科[3年制]