こんにちは。 前回、栄養士の就職事情について取り上げましたが、色々な事情で「学びながら働きたい」つまり昼は仕事をして、夜に夜間の学校に通って資格を取得したい、という人もいますよね。
では、栄養士の専門学校に、夜間コースはあるのでしょうか。
私の家は昔から両親が共働きで、母もバリバリ働いていたので、高校卒業後はすぐにでも社会に出て働きたいなと思っていました。
でも夢は栄養士。栄養士になるには、厚生労働大臣から栄養士養成施設として指定認可された学校に入学して、卒業しなければなりません。
最初は働きながら夜間の学校に行けないかな?と思って調べてみたけど、栄養士養成施設は、すべて昼間の学校であり、通信教育・夜間部の学校は指定認可されていませんでした。
理由は実習や実験が多くて、 学外実習もあり、夜間や通信制では実習による技術を習得する事が難しいため、栄養士養成施設の夜間部や通信制課程は認められていないようです。
そのため、私は「正社員で働きながら資格を取る」のは、ほぼ不可能、と諦めました。
夜間の仕事がメインの正社員ならば、掛け持つことは可能かとも思いましたが、朝9時から夕方16時ごろまで勉強をして、その後仕事に行って、また次の日学校へ…というのは過酷で、どちらも中途半端になってしまいそう、と、勉強に専念するべきだと考えました 。実際に、社会人の方が栄養士の資格を取る場合も、「仕事を辞めて2年間とか学校に通う」のが定番ルートのようです。
ということで、栄養士を目指すなら、学校に通う間は勉強に専念することをおすすめします。
ちなみに京都栄養医療専門学校の栄養士科は「専門実践教育訓練給付金制度」の対象講座に認定されていますので、対象の方は学費のサポートも受けられます!
>>専門実践教育訓練給付金制度について
栄養士養成施設には、
・修業年限4年の大学(管理栄養士養成施設と栄養士養成施設の2つがあります)
・修業年限2年の短期大学
・修業年限4年・3年・2年の専門学校
がありますが、どの学校を卒業しても全く同じ栄養士資格がとれます。
でもカリキュラムや特色は各学校それぞれで、自分に合った学校を見つける必要があります。
また栄養士取得のための試験はなく、養成施設を卒業すれば、申請のみで取得ができます。
私が通う京都栄養医療専門学校の栄養士科では、何も知らないゼロの状態から、2年間で栄養のプロを目指す特別なカリキュラムが組まれています。
まず1年生では基礎固め。栄養・健康の知識や調理技能を身に付けます。
そして2年生になると、専門性を深めるために病院・福祉栄養コース、保育園栄養士コース、スポーツ栄養士コース、フード・食品開発コースの4つのコースから選択することになります。
私は栄養士になったら、新しい食品開発に関わる仕事をすることが夢なので、フード・食品開発コースを選択しました。
学生たちだけで献立を考えてみんなに食べてもらうプログラムがとても楽しくて、おいしいって言ってもらえると本当に嬉しくなります。
特徴的なのは「給食実務実習」といって、100~150食の大量調理を体験するのですが、通常の調理とは全く違って、とてもいい経験になります。
具体的には、学校内に併設された「ザ・ハーモニーカフェ」という食堂で、学生や先生方へのランチを提供します。
実際に、献立作成から栄養価計算、材料の発注、調理、盛り付け、販売促進まで、学生が主体となって行っています。
いかに効率よく運営するか、難しいこともありますが、毎回、反省や発見があり、学ぶことがすごく多いです。
他にも調理実習のプログラムが充実しているので、実践的な技術を身につけることができます。
こんな風に、各養成施設は、それぞれ独自のカリキュラムを設けています。
自分自身の目的に合った施設を選ぶことが夢に近づく一歩です。
なりたい職業をイメージして選びましょうね。
栄養士の専門学校には夜間部や通信制の学校が無く、働きながら栄養士を目指したい人にはハードルが高いかもしれません。
でも「栄養士」は学校を卒業する時に申請すれば得られる資格なので、ちゃんと単位を取って卒業すればOKなんです。
講義はもちろん、実験や実習も盛りだくさんでとても充実しているので、2年なんて本当にあっという間です。
栄養士になるために必要な勉強は栄養のことだけ?と思われるかもしれませんが、それだけではありません。
栄養に関する勉強はもちろんですが、食品や調理、食品衛生、臨床における栄養に関することなど、さまざまなことを勉強しています。
1年生で受ける授業をいくつか紹介しましょう。
食品衛生学という授業では、食品成分の変質や化学物質の成分などを学び、栄養士として必要な衛生管理知識を習得します。
栄養士とは、食に携わる仕事ですので、安全な食品を確保するにはどうしたら良いのかをしっかり学んでおかなければいけないのです。
食品学実験では、身近にある食品を使って、実験の基礎力を身につけるとともに、成分分析などを行うこと、それらの食品の性質を学びます。
このように、食品の栄養成分や機能、構造、特性などを正しく理解しておくことは、食品を通して人々の健康維持・増進に貢献する栄養士にとって基本なのです。
その他のカリキュラムとしては、給食経営管理論、食品衛生学実験、基礎栄養学、臨床栄養学、臨床栄養学実習、調理学、調理学実習などなど・・・2年間本当にたくさんのことを学んでいきます。
勉強は苦手だから……と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。
京都栄養医療専門学校は、担任・副担任のクラス制で、一人ひとりを丁寧にサポートしているので安心です!!
また、社会人・大学・短大・専門学生が安心して学べるよう、高校既卒者を対象とした「グラデュエイトクラス」があるのも京都栄養の魅力!
>>グラデュエイトクラスについて
しかも京都栄養医療専門学校の就職率はなんと100%!卒業生のほとんどが、栄養士の資格を活かして働いています。
勉強に専念する2年間になりますが、早く社会に出て働きたい人、元の仕事を辞めて資格取得を目指している人も、2年後の自分の姿を思い描きながら、安心して学ぶことができますよ。
京都栄養医療専門学校の栄養士科は「専門実践教育訓練給付金制度」の対象講座に認定されており、対象の方は最大112万円の給付を受けて通うことができます。
>>教育訓練給付制度について
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【学校法人大和学園 京都栄養医療専門学校】
以下の学科をもつ、京都・嵐山にある専門学校。
●管理栄養士科[4年制]
●栄養士科[2年制]
●管理栄養士科3年次編入学
●医療事務・医療秘書科[2年制]
●診療情報管理士科[3年制]
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