【栄養士科】栄養教育論演習~発表会~
2023年05月18日
子どもたちに栄養について知ってもらおう!
栄養士科2年生の「栄養教育論演習」の授業をご紹介

今日はグループに分かれて、子どもたちに向けた栄養教育の発表会をしました★
栄養教育とは・・・対象者に栄養学上の適切な情報を提供し、健康増進、病気の予防などに役立つ食生活を一緒に考え、実践できるようにサポートすることを目的に実施します

2グループの発表を見ていきましょう
学生のうち数名、子ども役になって参加します


●1グループ目
対象者:3歳の保育園児10名

元気はつらつとしていて反応が良い
ほとんどが野菜嫌い


目的:栄養バランスよく食事をとってほしい
野菜のこと知ってもらい、残さず食べられるようにする

野菜のこと知ってもらい、残さず食べられるようにする

劇を交えながら楽しく実践♬
野菜を食べず、食物繊維などが不足して、おなかが痛くなった主人公

どうして主人公のおなかが痛くなったのか、劇を通してわかりやすく伝えていました

野菜やお弁当作りなどの歌を歌いながら、繰り返し手遊びも


少しでも苦手な野菜がなくなるように、野菜が食べたくなるような構成に工夫されていました
最後には保護者向けのお便りも

最後には保護者向けのお便りも


<発表を終えた感想>
発表した学生:堂々と発表できてよかった

園児役の学生:話し方が園児たちに向けたものでわかりやすかった

聴講した学生:ストーリー性があってよかった

先生:主人公の「野菜を食べないから病気になった
」

「野菜を食べたら元気になる
」というストーリーを伝えるために

イラストを書いたものなど教材を工夫するとさらにいいと思います

●2グループ目
対象者:対象者:小学校5.6年生約100名
給食前の時間に体育館で実施

目的:身体に必要な栄養素と野菜の大切さを知る
偏食をなくす


小学生と常にコミュニケーションをとりながらの講演

食事に関する質問や野菜についてのクイズを交えながら楽しく伝えていました


PowerPointの資料を使って、アニメーションにもこだわっていました

振り返りシートを準備して、学びが定着するような工夫も


<発表を終えた感想>
発表した学生:グループの仲間と助けあって発表できた

小学生役の学生:盛り上がるようにたくさん話しかけてくれてよかった

聴講した学生:クイズの難易度がちょうどよくて、一緒に考えることができてよかった

先生:コミュニケーションをよくとっていた印象

PowerPointを文字だけにするのではなく、写真やイラストなど入れるとなおよかった

高学年の児童なので、家庭科や理科の授業など、他教科とのつながりがあるとさらに学びが深まると思います

実際に発表することで、対象者に伝える難しさやいい手ごたえを感じた様子

京都栄養では、クラスメイトと実践をしながら学ぶ授業がたくさん

ぜひみなさんも一緒に学ぼう

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