【授業紹介】公衆栄養学実習☆
2023年03月30日
管理栄養士科3年生の公衆栄養学実習報告会を密着取材!
京都栄養医療専門学校の管理栄養士科では、
3年次に公衆栄養学実習として、保健所・保健センターで臨地実習を行います

今回は実習の最終日に学校で行われる報告会の様子をご紹介します!
公衆栄養学って??
公衆栄養学とは「栄養学を通して公衆に関わる学問」です

具体的には、地域の人々の健康を維持・増進し、病気の予防に関する
問題や課題を分析・把握し、栄養学を通して解決することをめざす学問です

さらに、国民の栄養に対する意識を高めることで、国民の健康を守ることをめざしています。
同じ栄養学でも、臨床栄養学は、病気や健康に問題がある方が対象であるのに対し、
公衆栄養学は主に地域社会の健康な方が対象である、と考えると分かりやすいと思います

公衆栄養学実習(臨地実習)って??
グループにわかれ、京都府内自治体の保健所・保健センターで
1週間の臨地実習を行います。その後、実習での取り組みや学びをまとめ、
報告会でグループごとにプレゼンテーションを行います


会場は校内最大の収容人数を誇る「セミナーホール」!
大きなスクリーンに発表資料を映しながら、実習での学びを丁寧に説明していきます

実習でお世話になった京都府・京都市の管理栄養士の先生方もゲストとしてお越しいただきました♪
学生のみんなもスーツ姿…緊張感が伝わってきますね


発表後は質疑応答タイム!
別グループの学生から様々な質問が飛び出します


最後にゲストとして来校された京都府・京都市の管理栄養士の先生方から、
ご意見や感想をいただきました♪

公衆栄養学を学ぶことで、自治体保健所や市町村保健センターなどに勤務し、
地域の健康政策を企画したり、地域住民の健康づくりのための調査やイベントを実施する
「行政栄養士」というお仕事をめざすのもアリですね!
行政栄養士は、赤ちゃんからお年寄りまで、あらゆる年代の健康や栄養に関わる
大事な役割を担っており、年代や特性ごとの栄養に関する知識が求められます

地域の人たちの健康維持にも貢献できる栄養士にもなれるよう、
公衆栄養の知識をもっと深めていきましょう!
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