診療情報管理士科3年生 研究発表会♪
2020年11月18日
学びの集大成!研究の学内発表会☆
こんにちは
先日、診療情報管理士科3年生の「診療情報管理に関する研究」の学内発表会が行われました
毎年学外で「日本診療情報管理学会学術大会」に参加し、学会発表をしているのですが、
今年は感染症対策のため、中止となり学内で発表会を実施しました
診療情報管理士科の2年生と先生たちで聞いたよ
発表のテーマは「AI時代の診療情報管理~新時代に対する進化を目指して~」
というとても壮大なもの
学生たちは2年生の終わりから3年生の発表の日まで約1年間しっかり研究してまとめたよ
当日は4つのグループに分かれて実施
①災害時における教育・対策とAI導入について
<内容>
災害拠点病院にアンケートをとって、AI導入のメリット・デメリットをまとめました
メリットは情報共有がしやすいこと、デメリットは災害時に停電すると使用できない等がありました
最後には、災害病院間で教育内容を共有し、
AIをうまく導入して安心して活用していきたいと提言してくれました
②AIに委任できる業務についての調査
<内容>
近畿地方の病院にアンケートをとって集計◎
医療費の計算やレセプト、文書作成など、
多くの業務をAIに委任して効率化し最終確認を人がすることが重要
また受付応対などは「人でしかできない業務」だとまとめてくれました!
③日本におけるがん問題~検診と死亡率の関係~
<内容>
診療情報管理士の大事なお仕事である「がん登録」の勉強をする中で、がんについて深く研究し、
国の調査をもとにグラフや表を分析
都道府県によって検診体制が違うことがわかりました
がんの早期発見には検診が重要なので受けやすい仕組みづくりが大切と提案してくれました
④医療現場でのAI
<内容>
AIの導入は医療の現場でも労働力の代わりや業務の効率化に役立つ!という仮説を立てて
京都、滋賀、大阪の57病院にアンケートを取り検証してきました
結果は約80%が導入に賛成
単純作業では活躍できるけれど、
チーム医療に参画するという点では否定的な意見も多かったようです
最後には3年生から2年生に
「自分たちの興味あるものをやってね」「今の授業をしっかり受けておくといいよ」
といった研究のアドバイスがありました
3年生のみなさん発表とっても上手でした
これから医療事務、診療情報管理士として活躍してね
2年生のみなさん来年の発表に向けて頑張ろう
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