どんな制度?
- 国の高等教育の修学支援新制度
-
- 授業料等の減免(授業料と入学金の免除または減額)
- 給付型奨学金(返還が不要な奨学金)
- の2つの支援を合わせることにより、
経済的理由で進学をあきらめずに高等教育機関で安心して学べる制度
- 高等教育無償化の対象校に選ばれる理由が京都栄養にはあります。
- 「学問追究と実践的教育のバランスが取れた学校」で国または自治体の確認を受けた専門学校
等のみで、 下記すべての機関要件を満たすことが必要です。 -
- 要件①:実務経験のある教員等による授業科目の配置が、文部科学省令で定める授業時数の1割以上
- 要件②:外部理事の複数配置又は外部の意見を反映する組織への外部人材の複数配置
- 要件③:厳格かつ適正な成績管理の実施及び公表
- 要件④:財務諸表や教育活動に係る情報等を公表
- 要件⑤:学校法人の財務状況・収容定員充足率は、以下のすべてに該当する専門学校等でないこと。
- ・設置者の直前3年度のすべての収支計算書において「経常収支差額」がマイナス
- ・設置者の直前の年度の貸借対照表において「運用資産と外部負債の差額」がマイナス
- ・直近3年度のすべての収容定員充足率が6割未満
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どんな人が対象になる?
この制度では、世帯の収入の要件に合う学生が支援の対象になります!
進学前の明確な進路意識と、強い学びの意欲や進学後の十分な学修状況をしっかりと見極めた上で学生に対して支援を行います。
支援対象となる学生
- ・高校生と高校卒業した後2年以内に入学する者
- ・世帯収入の条件を満たしていること
- ・進学先で学ぶ意欲のある学生であること
支援を受けられる年収の
目安と支援額
支援対象者 | 年収の目安 (両親・本人・中学生の家族4人世帯の場合) |
支援額 |
---|---|---|
住民税非課税世帯の学生 | ~約270万円 | 満額 |
住民税非課税世帯に 準ずる世帯の学生 |
~約300万円 | 満額の2/3 |
~約380万円 | 満額の1/3 | |
多子世帯※の学生 | ~約600万円 | 満額の1/4 |
※上記の年収は、両親・本人・中学生の家族4人世帯の場合の目安です。
実際には多様な形態の家族がありますので、基準を満たす世帯年収は家族構成により異なります。
※多子世帯とは、扶養するお子さんの人数が3人以上である世帯のこと。
申込みに係る要件
現在の給付型奨学金の取扱いと同様に、
以下を要件としています。
- ・日本国籍、法定特別永住者、永住者等又は永住の意思が認められる定住者であること。
- ・高等学校等を卒業してから2年の間までに本校に入学を認められ、進学した者であって、過去において本制度の支援措置を受けたことがないこと。
- ・保有する資産が一定の水準を超えていないこと(申告による)。
学業・人物に係る要件
- ・支援措置の目的は、支援を受けた学生が本校でしっかり学んだ上で、社会で自立し、活躍できるようになることです。
- ・進学前の明確な進路意識と強い学びの意欲や進学後の十分な学修状況を、しっかりと見極めた上で学生に対して支援を行います。
- ・高等学校在学時の成績だけで否定的な判断をせず、高校等が、レポートの提出や面談等により本人の学修意欲や進学目的等を確認します。
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実際の支援額はどれくらい?
- 支援を受けられる金額は、
-
- 世帯の収入
- 家族構成
- 自宅外 or 自宅生
- などによって異なります。
■自宅外通学(一人暮らし)
世帯年収の目安 | 入学金減免額 | 授業料減免額 | 給付型奨学金 | 支援額合計 |
---|---|---|---|---|
約270万円 | 150,000円 | 590,000円 | 909,600円 | 1,649,600円 |
約300万円 | 100,000円 | 393,400円 | 607,200円 | 1,100,600円 |
約380万円 | 50,000円 | 196,700円 | 303,600円 | 550,300円 |
約600万円 (※多子世帯) |
37,500円 | 147,500円 | 227,400円 | 412,400円 |
■自宅通学(実家暮らし)
世帯年収の目安 | 入学金減免額 | 授業料減免額 | 給付型奨学金 | 支援額合計 |
---|---|---|---|---|
約270万円 | 150,000円 | 590,000円 | 459,600円 | 1,199,600円 |
約300万円 | 100,000円 | 393,400円 | 307,200円 | 800,600円 |
約380万円 | 50,000円 | 196,700円 | 153,600円 | 400,300円 |
約600万円 (※多子世帯) |
37,500円 | 147,500円 | 114,900円 | 299,900円 |
※多子世帯とは、扶養するお子さんの人数が3人以上である世帯のこと。
制度適用後の自己負担額の目安
- 管理栄養士科
- 栄養士科
- 医療事務・医療秘書科
- 診療情報管理士科
■管理栄養士科【初年度学費1,570,000円】
世帯年収の目安 | 制度適用後の自己負担額 | |
---|---|---|
自宅外通学 | 自宅通学 | |
約270万円 | 0円 | 370,400円 |
約300万円 | 469,400円 | 769,400円 |
約380万円 | 1,019,700円 | 1,169,700円 |
約600万円 (※多子世帯) |
1,157,600円 | 1,270,100円 |
※多子世帯とは、扶養するお子さんの人数が3人以上である世帯のこと。
※学費の他に諸経費・教科書代・教具費が必要となります。
■栄養士科【初年度学費1,560,000円】
世帯年収の目安 | 制度適用後の自己負担額 | |
---|---|---|
自宅外通学 | 自宅通学 | |
約270万円 | 0円 | 360,400円 |
約300万円 | 459,400円 | 759,400円 |
約380万円 | 1,009,700円 | 1,159,700円 |
約600万円 (※多子世帯) |
1,147,600円 | 1,260,100円 |
※多子世帯とは、扶養するお子さんの人数が3人以上である世帯のこと。
※学費の他に諸経費・教科書代・教具費が必要となります。
■医療事務・医療秘書科【初年度学費1,192,000円】
世帯年収の目安 | 制度適用後の自己負担額 | |
---|---|---|
自宅外通学 | 自宅通学 | |
約270万円 | 0円 | 0円 |
約300万円 | 91,400円 | 391,400円 |
約380万円 | 641,700円 | 791,700円 |
約600万円 (※多子世帯) |
779,600円 | 892,100円 |
※多子世帯とは、扶養するお子さんの人数が3人以上である世帯のこと。
※学費の他に諸経費・教科書代・教具費が必要となります。
■診療情報管理士科【初年度学費1,147,000円】
世帯年収の目安 | 制度適用後の自己負担額 | |
---|---|---|
自宅外通学 | 自宅通学 | |
約270万円 | 0円 | 0円 |
約300万円 | 46,400円 | 346,400円 |
約380万円 | 596,700円 | 746,700円 |
約600万円 (※多子世帯) |
734,600円 | 847,100円 |
※多子世帯とは、扶養するお子さんの人数が3人以上である世帯のこと。
※学費の他に諸経費・教科書代・教具費が必要となります。
- シミュレーターで確認してみよう!
- 支援の対象となるか、どれくらいの支援が受けられるのか、
日本学生支援機構(JASSO)のホームページでシミュレーションすることができるので、
確認してみましょう! - ■日本学生支援機構 進学資金シミュレーター
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/oyakudachi/shogakukin-simulator.html
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支援をうけるための
手続き・スケジュール
- 手続き
- 給付型奨学金は、日本学生支援機構(JASSO)が学生に支給します。
授業料や入学金は、本校(京都栄養医療専門学校)が減免(免除または減額)します。 - 支援を受けるためには、高校生の方は、まず、在学中の高校を通じて
日本学生支援機構(JASSO)に申し込み手続きをする必要があります。なお、高校での申し込み手続きができなかった方は、
入学後に本校を通じて申し込みができます。
手続きについての詳しい情報はこちら(日本学生支援機構HP)をご覧ください。
学校の先生にも相談しながら、進めましょう。
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Q&A
-
Q1 「学修の意欲」があるかどうかは、どのように判断されるのですか?
高校での成績が悪いと支援を受けられないのでしょうか?高校の成績だけでは判断しません。
成績が高くなかったとしても、高校でのレポートの提出または面談により、将来の進路に対するしっかりとした高い意識と、それに向けた進学への強い意欲を持っていることが確認されれば、支援の対象となることができます。 -
Q2 申請したら誰でも支援を受けられますか?
誰でももらえるわけではなく、いくつかの条件を満たした学生が対象となります。
採用条件の基準は大きく分けて「学力基準」「世帯の収入」「世帯の資産」の3つです。
詳しくは、日本学生支援機構ホームページを参照してください。 -
Q3 浪人しても支援を受けられますか?
高校を卒業してから2年の間までに本校に入学を認められ、進学すれば可能です。
したがって2浪までであれば、支援を受けることができます。
浪人期間中は、卒業した高校(出身高校)へ申請してください。
※高卒認定試験合格者等の方も申請可能です。 -
Q4 支援の対象者になったら気をつけることはありますか?
年に1回、最新の家計に基づいて支援区分見直しがされるので、支援金額の増減や支援が停止となることがあります。
また学業成績による判定もあり、欠席過多や学業不振で留年となった場合は支援が打ち切られます。
給付奨学生としての自覚をもって、しっかり勉学に励みましょう。 -
Q5 「多子世帯支援」はいつから対象となったのですか?
2024年度から新たに対象となりました。
-
Q6 いつ申し込みをしたらいいですか?
まずは在学中の高校を通じて申し込み手続きをしてください。