みなさんこんにちは！

京都栄養医療専門学校です

本格的に夏が始まりましたね夏野菜が美味しい季節！

そんな夏野菜を使って病院福祉栄養実習の授業風景をお届けします！

 

みなさんは、ご高齢の方は飲み込む力が衰えて食べ物が飲み込みにくくなることを知っていますか？

年齢を重ねるとご飯が食べにくかったり、飲み込みにくかったりすることがあります

今回は、そんなご高齢の方や摂食・嚥下（えんげ）障害がある方に対する献立を

実習を通して学習していきましょう

※嚥下とは、口に入れた食べ物を歯や舌で咀嚼（そしゃく…食べ物を噛むこと）し、

飲み込みやすい形態（食塊）にした後、「ぜん動運動」により、胃へと送り込むこと。

 

☆本日のメニュー☆～摂食・嚥下障害対応の献立～

①サーモンのポワレ2色ソース

②ふろふき大根

③トマトと豆腐のカプレーゼ

④かぼちゃの煮つけ

 

班ごとに①②の献立担当と③④の献立担当に分かれて調理していきます

 

 

それでは

調理過程の一部を見てみましょう

①食材をミキサーにかけてペースト状にする

 

②「まとめるこ」という固形化補助粉末を使って、ペースト状の食材をゼリー状に固めていきます

 

③ミキサーでペースト状にした野菜ソースを「まとめるこ」と混ぜ合わせ、

型にはめ込み、急速冷蔵庫で冷凍します

 

 

④最後にサーモンの表面を炙って焼き色をつけ・・・

サーモンのポワレ2色ソースの完成！

しっかりとしたサーモンの味はそのままに、柔らかくて飲み込みやすい

これならご高齢の方も安全に食事を楽しむことができますね

その他にも夏野菜を使ったトマトのカプレーゼやかぼちゃの煮つけも

ペースト状から調理したとは思えない見た目

安全性と食材の見た目を両立させるのは、栄養士の腕の見せどころですね

どれも味は濃厚でありながら、ゼリー状で滑らかな口通り

管理栄養士・栄養士は、健康で安全な食事を提供することだけでなく、

さまざまな工夫をされているのですね！

 

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