【授業】臨床栄養学実習~肝臓病の方向けのメニューを作ろう~
栄養士として適切な栄養管理を学ぼう!!
栄養士科1年生の臨床栄養学実習に潜入
この授業は栄養士として病気の方に応じた適切な栄養管理ができることを目標に、
常食から展開した献立を立てたり調理実習をしたりするよ
今日は肝臓の病気の方を対象に、病気の状態に合わせたメニューを作成しました
先生から肝臓の働きや今日の献立のポイントなど説明があるから安心して実習がスタートします
たんぱく質、食塩や水分を制限したり、硬いものや角のあるもの、刺激物を控える工夫をします
説明の後は奇数班と偶数班に分かれていざ実習
昼食と夕食を作成しました
京都栄養では食材の下処理から調理・加熱、盛りつけまで
しっかりと実習するのが特徴だよ~
実習では先生1人と助手の先生2人がいるから、
「切り方がわからない」「きれいに盛りつけるコツは?」などわからないことはすぐ聞ける
・奇数班
肝臓病食(慢性肝炎活動期)のメニュー
昼食:マーボーナス、レンコンの梅肉和え、かぼちゃの甘煮、白菜のコンソメスープ、りんご
夕食:サケのホイル焼き、春雨サラダ、さといもの白みそ和え、バナナヨーグルト
・偶数班
肝臓病食(肝硬変・肝不全期)のメニュー
昼食:マーボーナス(春雨入り)、レンコンの梅肉和え、かぼちゃの甘煮、白菜とリンゴのサラダ
夕食:サケのミルク煮、酢の物、キャベツのゴマ和え、バナナ、ヘパス(肝臓病の方のための飲み物)
<2つのメニューの違い>
たんぱく質を減らしてもエネルギー量を保つのがポイント
<献立の工夫>
・白菜をスープをやめてサラダにすることで塩分を抑えたよ
・たんぱく質の量を減らすためにサケの量を減らし、朝食の牛乳をジュースに変えて、牛乳を料理に使うことで見た目もボリュームもばっちり◎
・マーボーナスに春雨を入れてエネルギーアップ、トーバージャン抜いて刺激をなくしたよ
・レンコンの梅肉和えで枝豆をなくしてたんぱく質を抑えたよ
・へパスは、必要なアミノ酸(BCAA)を補給できる飲み物
最後は試食違いを学びながら実習できましたね
また次回、糖尿病の方のメニューの様子もブログに公開予定なのでお楽しみに♪
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