【オンライン授業】臨床栄養学実習Ⅱ~常食と全粥食を調理~
常食と全粥食を自宅で実践!!
みなさん、こんにちは
今日はオンライン授業第2弾
管理栄養士科3年生の「臨床栄養学実習Ⅱ」をご紹介
この授業では
「栄養の制限や強化の要らない食事(常食)から消化しやすい食事(全粥食)へ献立を変更する方法」
を学んでいます
第3回目の授業に密着
講義資料を見ながら、
常食と全粥食を実際に自宅で調理したよ
メニューは「ハンバーグ、サラダ、レタスのコンソメスープ、デザート」
献立を見て自分の力でしっかりと作ることができました
そのあと、常食を全粥食にする時に
どのような工夫がされているのかレポートにまとめました
【ハンバーグ】
常食:牛・豚合挽肉を使用 全粥食:鶏ひき肉を使用
→鶏ひき肉を使用することで、脂質少なめのハンバーグとなり消化もしやすくなる
全粥食では、付け合わせの粉ふき芋の味付けを、
こしょうのようなスパイスは刺激が強いものを避けているが、
ハンバーグやソースと一緒に食べたらおいしかった
【サラダ】
常食:カラフルな生野菜が多め 全粥食:ゆでて柔らかくなったブロッコリーとノンオイルのツナを使用
→ゆでたブロッコリーにすることで咀嚼しやすく、誤嚥(食物などが気管に入ってしまうこと)も防いでいます
ツナを混ぜることでうまみもアップしてドレッシングとの相性も抜群
【スープ】
常食・全粥食ともに同じメニュー
→栄養バランスや調味料の配分にこだわったメニュー
【デザート】
常食:寒天を使用 全粥食:ゼラチンを使用
→ゼラチンの方が口当たりがよくなめらか
食物繊維でできている寒天より消化が良い
しっかりと細かく分析できていますね◎
オンライン授業でも先生にすぐに質問できる
チャットやビデオ通話でわからないことはすぐに解決できるので安心
レポート提出後、担当教員から学生1人1人にコメントを返します
今回はサラダの考察で、
「パプリカ(生)は消化しにくいので、消化しやすいブロッコリーに変更して、
さらに調理法も生ものから茹でものにかえます。」
とアドバイスをしてしっかりと指導していきます
自分で作って食べて、レポートにまとめることで、
確実に調理や献立作成のポイントなど実践力を身につけることができます
これからも今までと同様に、
前向きに何でも学修してステキな管理栄養士を目指そうね
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