アカデミックフェスティバル
診療情報管理士科の学びの集大成！第2回アカデミックフェスティバル開催！
診療情報管理士科3年生は1年間、「ゼミ研究」の授業で、学生たちが決めたテーマに基づき、調査・分析をして研究をします
その発表の場として、アカデミックフェスティバルを開催
卒業生による講演や外部講師による特別講演など盛りだくさんの1日です
●プログラム●
発表は診療情報管理士科3年生2チーム、卒業生1名、特別ゲスト2名。
診療情報管理士科1.2年生も聴講し学びを深めました！学生たちは堂々と発表していて、すばらしかったです
＜学生セッション＞
Ⅰ.診療情報管理士に必要な知識・能力について
将来、診療情報管理士として活躍する前に、必要な知識や能力を知っておきたいという思いからテーマを設定
病院にアンケートをとり、70件を超える回答から分析。診療情報管理士に、最も必要な知識は医学知識で、能力は正確性でした
この結果を踏まえて、今後の学校での学びを深め、診療情報管理士として活躍するために、4段階のキャリアプランを立て実行していくと意思表明しました
Ⅱ.高校生に診療情報管理士を知ってもらうための取り組み
診療情報管理士という職種はとてもカッコいい職種であるのに、認知度が低いという仮説から、認知拡大の職種紹介動画を作成
メンバーの母校2校の高校生にアンケートを実施。
300件弱のアンケートを分析した結果、「診療情報管理士について95.9％の人が知らない」という結論に
高校生が一番知りたいことは「診療情報管理士の魅力」なのに、動画視聴後のアンケートでは「診療情報管理士の魅力」が最も伝わっていないという結果に
動画を病院で働く人のインタビューをいれて改善して、
今後も認知度向上と診療情報管理士をめざす仲間を増やしていきたいと意思表明しました
診療情報管理士の動画＞＞
質疑応答では在校生も積極的に質問。今後の学び参考になったようです
＜卒業生演題＞
Ⅰ.誤嚥性肺炎の再入院と生活環境の関連について
誤嚥性肺炎は感染症ですが、一人暮らしや家族と同居などの「生活環境」と「病気のかかりやすさ」は関係性があるのかを調査しました
今回の調査データは5年分でコロナ禍の影響もあり、アフターコロナで変化がある可能性もあるため、今後も調査を続けていきたいと意思表明しました
＜特別講演＞
Ⅰ.診療情報管理士育成17年の教員が語るHIMの魅力
※HIMとは、Health Information Managerの略で、診療情報管理士のこと。
患者中心の医療の実現のためには「医療データ・情報」はとても重要で、
時代のニーズから事務職は業務の幅がどんどん広がり、データを扱う診療情報管理士の需要がさらに高まっていると熱弁
診療情報管理士の資格に加えて、がん登録実務初級者認定などの資格はまちがいなく病院から大歓迎されるとのこと
本校でも多くの学生が卒業までに取得してます
最後に、「みなさんは病院にとって『なくてはならない存在』となって、
縁の下の力持ち的な存在でしっかりと医療を支えて行ってくださいね。期待しています。」と熱いメッセージも
Ⅱ.診療情報管理士の重要性と診療情報の活用事例～医療情報を扱うスペシャリスト～
診療情報管理士が日々管理しているデータ・情報が、
患者さんに提供する「医療の質」や「医療安全」、さらには「病院の経営改善」に繋がることを実例を交えて講演
カルテに書かれたデータを管理・活用し、治療の改善点や病院の適切な人員配置などを提言
「データ分析」で「地域医療に貢献できる」素敵な仕事だと診療情報管理士の魅力を再確認しました
●学生インタビュー●
学生のうちに身につけておいた方がいいスキルや知識などを詳しく教えていただき、今後の学生生活に活かしていきたいです
診療情報管理士に必要な知識、どういった人であったらいいのかを知ることができ、これからめざしていけると思えました
診療情報管理士の重要性を知り、資格を取りたいと強く思いました
役立つことばかりで、今後の学校生活もっと頑張ろうと思いました
今注目の診療情報管理士！みなさんもぜひめざしませんか？
チーム医療の一員として関われるとても魅力的な職種です
よりよい医療の未来を「データ管理」でサポートしよう
