こんにちは。京都栄養医療専門学校です。
栄養士として活躍できるフィールドはたくさんありますが、今回はその中でも介護施設で働くことについて考えてみたいと思います。
日本は超高齢社会を迎え、介護施設の利用者は年々増加しています。
介護施設と言っても、施設の種類はさまざまです。
介護施設とは、どのような職場で、どのような仕事があるのでしょうか。
まずは、高齢者の方々が24時間365日体制で入居する「介護施設」について考えてみましょう。
介護施設には、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホームなどさまざまな種類があります。
このような介護施設は、常時入居者を見守り必要に応じて介護できる体制がとられています。
基本的には24時間動いている職場ですので、職員はローテンションを組んで勤務しています。
施設の運営に関わる職員として施設長、事務長、事務職員、入居者の方々と直接関わる職員としてケアマネージャー、相談員、介護職員、看護職員、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、歯科衛生士、食事の提供に関わる職員として栄養士、調理員など、さまざまな職種のスタッフが働いています。
このように多くのスタッフが、それぞれの専門分野のスペシャリストとして、入居者の方々の暮らしを支えています
介護施設の利用者が増加するのと同時に、福祉関連の就業者人口も年々増加しています。
しかしながら、介護業界での離職率は高く、慢性的な人材不足は続いているようです。
厚生労働省が公表している「平成27年転職者実態調査」によると、医療・福祉業界では調査が行われた一年間での転職者が全従事者の1割を超えています。
このことからも分かるように、介護業界での転職は珍しいことではありません。
介護施設内にはさまざまな職種のスタッフがいますが、やはり重労働というネガティブなイメージのある「介護職員の離職率」は、比較的高い傾向にあるようです。
裏を返せば、人材不足である介護事業者は新卒や中途の採用に関して意欲的ですので、転職しやすい職種だとも言えるのでしょう。
また介護事業者は、介護系資格を持っている介護福祉士や介護支援専門員の転職者を採用したいと考えており、即戦力を求めていることが分かります。
介護業界において採用したい人材としては、サービス提供を担う介護職員だけでなく、管理職や事務職など他の職種でも、採用に対する意欲は高い傾向にあるようです。
はじめにお伝えしたように、私は栄養士として病院や福祉施設で就職することを目指しています。
ここ最近の介護施設では、より良いサービスを提供するために、食事内容に力を入れる施設が増えているそうです。
食事は高齢者の方の健康維持・促進のためにとても重要な役割を担っています。
福祉施設の栄養士は、単にメニューを考えて食事を提供するだけではなく、高齢者の方々のひとりひとりに適した栄養バランスや食事の形態に配慮するなど、高いスキルが求められます。
介護施設の栄養士として就職するためには、まず栄養士または管理栄養士の資格を取得しなければいけません。
栄養士と管理栄養士では、修学の期間などに違いはありますが、栄養士・または管理栄養士養成課程のある大学や専門学校などを修了、卒業することで資格を取得することができます(ただし、管理栄養士は国家試験を受験する必要があります)。
京都栄養医療専門学校栄養士科は2年制ですが、2年次で病院・福祉栄養コース、保育園栄養士コース、スポーツ栄養士コース、フード・食品開発コースの4つから自分の働きたいフィールドに合わせてコースを選択し、それぞれのコースごとにさらに専門的な知識や技能を身につけることができます。
病院・福祉栄養コースの主な専門プログラムとして、「福祉栄養学」では高齢者の方へ適切な栄養ケアができるよう、高齢者の方が抱える病気や身体の問題について理解しながら、生活の質の維持や向上につながるような食事・食環境について学びます。
「病院福祉栄養実習」では、患者さんや高齢者の方一人ひとりの病状や体調に適した献立作成や調理技能などを、実習を通して身につけることができます。
また、高齢者福祉施設での大量調理や、運営方法についても学びます。
介護施設に栄養士として就職し、高齢者の方々の健康のために貢献するだけでなく、職場のスタッフから頼られるような栄養をめざしましょう!
↑ぜひご覧ください。
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【学校法人大和学園 京都栄養医療専門学校】
以下の学科をもつ、京都・嵐山にある専門学校。
●管理栄養士科[4年制]
●栄養士科[2年制]
●管理栄養士科3年次編入学
●医療事務・医療秘書科[2年制]
●診療情報管理士科[3年制]
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