スポーツや健康に関わる仕事がしたい!


 

栄養士科2年でスポーツ栄養士コースを専攻している亀田小百合です。2020年の東京五輪の開催を控え、スポーツへの関心が高まっていますね。今回はスポーツに関わる仕事として、スポーツ栄養士という仕事についてお伝えしたいと思います。

アスリートの健康を支える仕事

スポーツ栄養士

栄養士と聞くと、学校や病院などの施設の給食に関わっているイメージが大きいかもしれません。栄養士が活躍できる場所は、さまざまですが、そのひとつにスポーツ栄養士という仕事があるのをご存知でしょうか。

スポーツ栄養士とは、スポーツ選手を栄養面からサポートしていく職業で、最近人気が上がっています。

私たちにとって食事とは、健康のために重要なものです。スポーツ選手の場合、パフォーマンスの向上や疲労回復など、コンディションの維持のため、栄養管理がさらに重要になってきます。そこで、スポーツ選手を栄養面から支えることで彼らの力を最大限に引き出す、というのがスポーツ栄養士の大きな役割なのです。

スポーツ栄養士の仕事内容

では、スポーツ栄養士の主な仕事内容を見ていきましょう。

スポーツ栄養士としてスポーツチームに在籍するケースでは、チームの中で提供する食事のメニューを作成します。選手たちの活動量も考慮し、適正なエネルギーと栄養素を取り入れた食事を提供します。

ときには、スポーツ選手の体調相談を受けることもあります。体重を増やしたい選手、怪我の不安を抱える選手など、悩みはさまざまです。スポーツ栄養士はそのような選手たちに栄養面や生活面について適切なアドバイスをし、食事の内容に選手たちの要望を取り入れたりもします。

スポーツ栄養士とは、メニューを考え、提供するだけでく、スポーツ栄養に関する知識を身につけていることはもちろん、選手それぞれの個性をしっかりと把握すること、さらにはカウンセリングの能力・コミュニケーション能力も必要とされる仕事なのです。

選手たちの体調管理もスポーツ栄養士の重要な仕事のひとつです。筋肉量や体脂肪を定期的にチェックし、栄養面から適切なアプローチをすることで選手たちの健康をサポートしています。

 

アスリートの健康を支える仕事に必要な資格や勉強は?

次にスポーツ栄養士になるためには、どのような勉強や資格が必要なのか、お伝えしたいと思います。

管理栄養士・栄養士

スポーツ栄養士を目指すためには、まずは管理栄養士・栄養士の資格を取得することが必要です。

食アスリートアドバイザー

また、スポーツ栄養に関連する資格として京都栄養医療専門学校で目指せるものに、食アスリートアドバイザーという資格もあります。将来、スポーツ栄養士として仕事をするためにも、取得しておきたい資格のひとつです。

公認スポーツ栄養士

現場のニーズに的確に応えることのできるスポーツ栄養の専門家として、日本栄養士会および日本スポーツ協会の共同認定により得られる資格です。

その他の専門知識

栄養士科では1年次に栄養学など栄養士になるために基礎的な学問を学び、2年次はそれぞれコースを選択し、さらに専門的な授業を受けます。スポーツ栄養士コースでは、健康トレーニング学、スポーツ栄養学、フィットネス演習、スポーツ栄養実習などの専門カリキュラムが用意されています。

フィットネス演習は、実践的な運動処方を理解し、運動前後のサポート方法を理解するという授業です。

また、スポーツ栄養学では、スポーツの種類や競技者の特性の違いに合わせた栄養サポートを学びます。それを基に、献立作成・調理・評価までを行うスポーツ栄養実践演習という授業もあり、スポーツ選手のパフォーマンス向上のための食事づくりを学ぶことができます。

他コースも実習・演習はありますが、スポーツ栄養士コースの授業は、学生が実際に身体を動かして体験することで学んでいくことが多くあります。スポーツ栄養士は、さまざまな面においてスポーツ選手への細やかなサポートが求められる仕事です。このような授業を通して、スポーツ選手の身体だけでなく心の健康も支えられるような能力を身につけていくことができるのだと思います。

 

私がスポーツや健康に関わる仕事を目指す理由

私は、スポーツ栄養士を目指して京都栄養医療専門学校を選んだのですが、そのきっかけを少しだけお伝えしたいと思います。

私は小さいときから体を動かすことが大好きで、将来はスポーツ選手になりたい!と思っていました。小学生からバスケットボールを始めたのですが、高校生のとき靭帯を痛めて選手としての夢を断念することになりました。でも私は根っからのスポーツ好きで、スポーツ選手は無理でも、将来は何かスポーツに関わる仕事がしたい!と思いつづけていました。そんなある日、テレビでプロ野球のチームに所属する若い栄養士の女性のドキュメントを偶然見て、スポーツ栄養士という職業を知りました。

その女性は、スポーツ栄養士として働きたい!という気持ちだけで、その世界に飛び込みます。しかし、スポーツ栄養の知識が活かされていない現場を目の当たりにし、一年かけて、調理師や選手たちの栄養に対する意識を変えていく、という内容に感動し、「これだ!」と思ったのです。

 

食を通じて身体の内側からスポーツ選手を支えることができるなんて、とてもやりがいのある仕事だと思いませんか?

食のプロとして、選手たちの健康管理をサポートし、彼らのパフォーマンスにもよい影響を与えることができるようなスポーツ栄養士になれるよう、これからも頑張りたいと思います!