医療業界での仕事と一言で言っても、とてもたくさんの種類の職業があります。今現在、このブログを見ていただいているということは、病院やクリニックでの仕事に憧れている方かもしれません
今回は、医療業界の仕事についてお伝えしたいと思います。
まず、医療に関係する「働く場所」には、たくさんの種類がありますよね。
病院、診療所、調剤薬局、介護施設、一般企業などさまざまです。それらを仕事の場としている人の職種も多くあり、医療や看護をおこなう“医療職”と呼ばれる仕事、医療職をサポートする事務部門、医療機関を運営・管理する仕事、製薬企業や医療機器企業の仕事などが
あります。 わたしの母は、看護師として病院で仕事をしています。
家族としてその姿を見てきましたし、小さな頃から大変な仕事だなと思ってきました
看護師は医療職ですので、特別な資格(国家資格)が無いとできない仕事です。
看護師として仕事をする母をとても尊敬していましたが、わたし自身は、看護師への憧れはあまり感じませんでした
そんなわたしが医療業界での仕事に興味を持ったのは、数年前に祖父が入院していた時でした。
たまたま、わたしと母がお見舞いに行った時に、何人もの医師や看護師が、分厚いバインダーのようなものを何冊もカートに載せて、祖父の部屋へ様子を見に来てくださいました。
あとで母に聞いたところ、これは「回診」といい、その病棟の全患者さんのベッドサイドを回るというものでした。そして開いていたのが、祖父の「カルテ」です
祖父は、何回か入院を繰り返している頃だったのですが、祖父一人分のカルテの分厚さに、とても驚いたことを覚えています。
そこに書かれた情報量の多さにスゴイ!と思ったのですが、病院全体では何百もの患者の情報を何年分も管理していること、それを管理する仕事があるということを知ったのがきっかけで、医療業界に興味を持ちました
さきほどもお話しましたが、医療職として就職するには国家資格が必要ですよね。
しかし、医療職をサポートする仕事には“持っていないと仕事ができない”という資格はありません。
必須の資格がないということは、表現を変えれば、誰でも就職することはできるということです。
でも、就職することはできても、そこでスムーズに仕事をはじめるのはちょっと難しいかもしれません。
というのも、規模の大きい小さい・専門の別はあるにせよ、医療の場である以上、健康や命に関わることや、個個人のプライバシーに大きく触れることを、しっかり理解・意識して仕事に取り組む必要がありますよね。
また、医療の専門家をサポートする仕事であれば、医療や医学・法制度などの知識や、職種ごとに必要とされるスキルも持ち合わせている方が、サポートされる側も患者さんも安心して仕事を任せられると思いませんか?
病院全体の医療情報を管理する仕事にも、やはり多くの専門的な知識やスキルが必要になります。
自分がどこまで理解できているかという指標として、身についていることやそのレベルを判断してもらう材料として、資格や検定を利用するのはとても分かりやすいと思います。
医療業界で仕事をすることの魅力は、なんといっても誰かの役に立っているという確かな実感ではないでしょうか。
わたしたちが目指す広い意味での“事務方”の世界は、そこで働く誰かをサポートする仕事であると同時に、そこを利用する誰かをサポートする仕事でもあります
医療分野における事務方のプロとして、医療業界で仕事をするということは、きっととても大変なことなのだろうと今から想像しています。やりがいを感じるまで時間がかかるかもしれません。
でも、そう遠くないいつか、サポートした誰かに「ありがとう」「助かった」と言ってもらえたら、この仕事をやっていてよかったと思えるに違いないと思います。
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