医療系専門学校、何が学べるの?


医療系専門学校に通う、池本さつきです。突然ですが、医療系専門学校と聞くと、どんなイメージがありますか?実は医療系専門学校って、専門学校の学科・コースのなかでも、ダントツ人気だといわれているんです!今回は、医療系専門学校について、基本的なことをご紹介していきます。

医療系専門学校とは?

医療系専門学校は、なぜ人気があるのでしょうか。それは、資格の取得や就職に強いからです。

私自身、今は医療事務・医療秘書科で勉強中。将来は病院で医療事務として働きたいという夢がありますが、医療系専門学校ではそんな夢に短期間で近づくことができるんです。

でも、医療系専門学校ってひとことで言っても、学校数も多いし、種類も幅広いし、そもそも医療系を学ぶ場合、大学と専門学校どちらを選べばいいの?なんて疑問もありますよね。

医療専門学校は、言葉どおり医療関連の専門知識やスキルを学ぶ場所です。医療関連の分野はとても幅広くて、職業や仕事の内容ごとにみると20分野以上あります。その分野ごとに学校や学科が分かれていて、どれも医療現場での即戦力を養うことを目的とした実践的なカリキュラムが組まれています。

そして医療系の仕事といえば、国家試験を受ける必要があるものが多いのが特徴です。その点、医療系専門学校では関連資格も含めて、資格取得のための学習がしっかりできます。ほとんどの場合、カリキュラムの終了後には国家試験の受験資格が得られるんです。そして、それぞれの専門学校が持っている医療業界との繋がりや人脈を活かして就職を手助けしてくれるので、就職率が高いのが特徴です。実際に、わたしが通う 京都栄養医療専門学校も、就職率は100%!!卒業後の不安が少なく、安心して学ぶことができます。

「将来は医療に関わる仕事がしたい」と漠然と考えている人でも、幅広い分野をそれぞれ知ることで、自分の進みたい道、学校がきっと見つかると思います。

 

医療系専門学校、たくさんの種類があるのはなぜ?

医療系専門学校は、看護、理学療法・作業療法、歯科衛生などの幅広い分野で学校や学科・コースが分かれています。それぞれが目指す資格・職業を「国家資格」と「民間資格」に分けて書き出してみました。

■国家資格

国家資格とは、簡単に言えば「国から認められた資格」であり、実際に何をすべきか、何をしてはいけないかなどが法律で決められているものです。その資格を持つ人は、一定水準の知識や技術があることを、国が認めたことになります。民間資格に比べ、資格の信頼度は高いですが、その分試験のレベルも高く難関資格であるといえます(一部の国家資格には、栄養士や調理師などのように、規定の養成課程を修了し申請することで資格取得ができるものもあります)。

国家資格は、目的や法律で設けられている規制の種類によって4種類に分けられます。

一つめは、安心・安全な生活を守ることが目的でできた資格で、その資格を持つ人だけが該当の業務に従事することができる「業務独占資格」です。資格を持たない人が該当の業務に従事すると処罰の対象になります。例えば、医師、歯科医師、教育職員、薬剤師、看護師、弁護士、公認会計士などです。

二つめは、専門家を育てる目的でできた資格で、その資格がなくても業務に従事ことはできますが、資格を持つ人だけがその名称を名乗ることができる「名称独占資格」です。資格を持たない人が該当の名称を名乗ると、処罰の対象になります。例えば、栄養士・管理栄養士、技術士、保育士、社会福祉士、精神保健福祉士などです。

三つめは、危険をともなう業務や複雑な業務などを明確に処理する必要があるため、特定の事業において法律で設置が義務付けられている「設置義務資格」です。例えば、学芸員、職業訓練指導員、衛生管理者、放射線取扱主任者などです。

四つめは、働くうえで必要とされる・身につける技能の習得レベルを評価する技能試験に合格すると名乗ることができる「技能士」です。いくつかの技能試験には民間機関で実施されるものもあります。例えば、造園、左官、機械保全、パン製造、菓子製造、和裁、印刷、製本、レストランサービス、ウェブデザイン、ビルクリーニング、フラワー装飾などです。

■民間資格

簡単にいうと、国家資格以外の資格を民間資格と言います。民間団体や企業が試験をおこなって認定している資格のことです。法的な規定によらない資格であり、社会で必要とされていることに合わせて対応できる自由度の高さが強みです。コンピュータ関連企業が自社製品のスキルをはかる資格や、英検などが好例です。

また民間資格の中には、「公的資格」と呼ばれる資格があります。こちらは、実施するのは公益法人や民間団体ですが、経済産業省や文部科学大臣など、官庁や大臣が認定する資格です。省庁が認める資格ということで、一般の民間資格に比べ信頼性が高く感じますよね。簿記検定などが好例です。

医療に関係する「民間資格」では次のようなものがあります。

秘書検定、メンタルヘルス・マネジメント検定、介護支援専門員、診療情報管理士、医療事務、医療秘書、登録販売者などです。

医療系の専門学校のコースや学科の数は多いですが、名前を見れば、取得できる受験資格や目指せる職業が分かりますよね。例えば、看護師を目指すなら看護学科、視能訓練士を目指すなら視能訓練士学科、という感じです。

どの分野も、医療を支えるためには必要不可欠な職業です。国家資格のものはもちろん、私が目指している医療事務も、民間資格でありながらほとんどの医療機関で必要とされる職業です。医療系専門学校にたくさんの種類があるのは、そうした多岐に渡る必要不可欠な職種を、一つ一つ専門的に学べるような仕組みになっているからなんです。

 

医療系専門学校で学べることって?

私が目指している医療事務は国家資格ではありませんので、それぞれの専門学校で学ぶ内容は少しずつ違うのかもしれません。でも、「医療」と名前がついている以上、事務的なスキルだけではなく、ちゃんと「医療」に関係するカリキュラムもあります。実は、京都栄養医療専門学校の医療事務・医療秘書科は、2年生からさらに3つの専門コースに分かれます。私はその中でも「医療事務コース」を選択しました。

でも、1年生の時はまだ専門的なカリキュラムではなくて、他のコースとも共通した内容について勉強していました。例えば、医療事務の基礎や、IT基礎知識、秘書概論、診療報酬請求などについて学びました。そして医療分野について学ぶわけですから、「基礎医学概論」とか、「医療事務のための内科学」とか、「からだの仕組みと働き」なんてカリキュラムもありましたね。手話について学ぶこともあったんですよ。

私が実際に授業を受けていて、病院で働く人ってスゴイなと思ったのは「メディカル・ホスピタリティ」です。これは、医療現場でいちばん大切であるとされる『人を思いやる気持ち』を育むための、京都栄養医療専門学校の特別授業。実際に医療現場で働く先輩のお話を聞いたり、患者さんの立場からのお話を聞けたんです!すごく勉強になりました!

医療系専門学校で学べる事って、本当にたくさんあります。京都栄養医療専門学校では、座学もそれなりに多いんですが、実際に自分で考えて手を動かして……という、実習や演習のカリキュラムも多く組まれているので、知識だけじゃなくて、スキルも身に付けられているかなと思います!