クラークとして病院で働くには、資格って必要?


こんにちは。わーい (嬉しい顔) 病院受付・クラークコースの川崎暢子です。クラークと言えば、旅行などで利用するホテルでロビーカウンターでの業務担当者をフロントクラークって呼びます。チェックインやチェックアウト関連の業務が目立ちますが、ホテル内のさまざまな場所を案内したり、近隣の観光や飲食店の情報を提供したり、ホテルの顔として、お客様とホテル内の別の部門や各係、時にはホテル外とを橋渡しするなどの役割を持っています。

クラークって、病院にもいるってホント?

いきなりホテルの話から入ってしまったのですが、実は病院にもこうしたクラーク業務の担当者を置いているのです。施設によっては、「クラーク」という呼び方をしていないかもしれませんので、少しわかりづらいかもしれませんね。業務内容はホテルのクラークと同じように、病院や担当している部署の顔として、患者さんを中心に来院された方の対応や案内をしたり、他の部署や他の職域との橋渡し役としての仕事をしています。

それって受付じゃないの?と思われるかもしれませんね。確かに受付としての側面はありますし、受付と書かれたカウンターで仕事をするクラークもいます。しかし、それ以外にもクラークが活躍する場はあるのです。例えば、外来クラークや病棟クラーク、小児科クラークや手術室クラークのように診療科や部署に置かれたクラーク、ドクターズクラークや看護クラークのように職種付きのクラークなど多くの「クラーク」が存在しています。これは施設によって違ってきますので、いま紹介したクラークがどの病院にも必ずあるとは限りません。

クラークになるために、必要な資格はあるの?

クラークはそれぞれが担当している部署で、患者さんやそのご家族、お見舞いに来られた方などの対応をする受付業務を担うこともありますし、その部署で仕事をしている医師や看護師などの医療スタッフをサポートすることも大きな役割なのです。医療者が本来の業務に集中できるように、その他の業務一式をうけおうようなイメージです。その業務といっても部署によってさまざまで、カルテの代行入力や患者さんの診療に関わる書類の作成、コンピュータ入力、検査のオーダーやデータ整理、カンファレンスや会議の準備、必要物品の発注やその管理、電話対応や他部署への情報伝達などなど・・・。医療に関わるものから一般事務的な領域まで、カバーする範囲は大変広いものになります。

これだけ広範囲にわたる仕事をこなす「クラーク」になるために、必須の資格は「なし」なのですから驚きます。double exclamation ひらめき そうは言ってもこの仕事をこなしていくには、相当の知識や多くのスキルが要求されることは簡単に想像できますよね。あくまで、医師や看護師、薬剤師のような、その職業に就くための必須の資格取得は必要ないということにすぎません。

クラークになりたい、資格は?どうすれば良い?

このような「クラーク」ですがその業務の範囲の幅広さから、多くの知識やスキルが必要になることがわかりましたよね。ひらめき

わたしが思う「クラーク」という仕事の難しさは、一方で患者さんなどの「人」を相手にしながらも、他方では「医療に関わる事務職」としてのクオリティーを問われること、さらにはサポートすべき医療スタッフの“痒い所に手が届くような仕事をする”という点にあると思います。

「クラーク」になりたい人はどうしたらいいのか?ですが、こうした要素についてじっくり勉強することが「クラーク」の仕事につながると思っています。わたしの通う 京都栄養医療専門学校 では、医療に関わる仕事を目指すために必要な基礎知識の部分から、事務処理の実務、接遇やマナーなどから学び始め、目指す仕事に合った、より実践的な学習を進めていくことができます。また、同じ目標を持ち共に頑張れる仲間や、ここから夢を叶え「クラーク」として仕事をされている先輩方がたくさんいらっしゃることも、わたしのモチベーションアップにつながっています。