わたしたちが生きていく上で切っても切り離せないもの、それは食品です。
人間は食品を食べることで、成長し、生きることができます。
今回は、栄養学と同様に、栄養士として栄養や食に携わるために、その土台となる学問である食品学についてお伝えしたいと思います
栄養士として活躍できる場所は、医療施設の他に、学校、保育園、社員食堂などがあります。このような施設で食事や栄養の管理を行うのが、栄養士の主な仕事です。
その業務の中には、食事を提供される人たちにとって必要な栄養を考え、毎日の献立の作成から調理まで、トータルで行うこともあるそうです。
栄養士は表に出ることが少ないところもありますが、食のスペシャリスト、栄養のプロとして、裏方で施設の食事を支えているのです。
今回「食品学」という学問について見ていきますが、日々、食と向き合う栄養士にとって、深い関わりがある大切な学問だということが分かるかと思います。
食品とは、人が日常的に食べ物として摂取するものの総称です。
また似たような言葉に食材がありますが、こちらはキャベツや玉ねぎなど、料理の材料となるもののことで、食材は食品に含まれることになります。
食品学を簡単に説明すると、食品の栄養成分や、嗜好成分(味や香り色素)など基礎的なことを学ぶ学問です。
さらに栄養成分の化学的性質や、調理・加工によって起こる成分変化、体の中での作用について知るための学問です。
では、食品学では具体的にはどのようなことを勉強しているのか、ご紹介したいと思います。
食品の栄養成分や性質の違いを知る事は、栄養士の基本です。
授業では主に食品成分表や、食品の主要成分について学びますが、皆さんも小学校や中学校の家庭科で勉強した記憶があるのではないでしょうか。
食品の主要成分としての栄養素は、大きく、炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルの5つに分けられます。
そのうち、炭水化物・脂質・タンパク質は三大栄養素と呼ばれ、体内で消化吸収されてエネルギーとなったり、体を構成します。
授業では、これらの栄養素のそれぞれの性質や、構造などについて理解を深めることができます。
食品成分表は、学校や病院などの給食管理、食事制限や治療食などの栄養指導において欠かせないものです。
食品成分表(八訂)増補2023年では2,538品目の食品が18の食品群に分類されており、掲載される栄養成分は54項目あります。
その他には、食品に含まれる有害物質やアレルゲンについての授業などもあり、座学としての食品学は覚えることが多いのは確かです。
また、食品学に関わる科目として、食品学実験という授業もあります。
ここでは、座学で学んだ知識を活かしながら、身近な食品を用いて、成分分析を行い、その性質を学びます。その実験に関する基礎的な知識も身につけることができます。
栄養士科で学ぶ科目には、食品学を含め、化学、生物、数学に関わるものが多くあります。
理系科目が苦手だったり、高校時代に理系科目として履修しなかった方にとっては、「授業について行けるだろうか……」と、栄養士科で学ぶことを不安に思うかもしれません。
でも、そのような心配は不要です。
京都栄養医療専門学校では勉学サポートがあり、理系科目についても、しっかりサポートをしてもらえるので、授業にも問題なくついていくことができるんです。
実際、京都栄養専門学校の学生は文系出身が大多数で、その割合はなんと全体の約80%なんですよ。
理系が不得意だから・・・と入学に尻込みしている方も、どうぞ安心してください。この恵まれた学習環境で、わたしたちと一緒に栄養のプロを目指しましょう。
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●医療事務・医療秘書科[2年制]
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