素早く、スムーズに医師や看護師をサポート!
医療事務・医療秘書とは?
医療費の計算と領収事務やレセプト(診療報酬明細書)の作成などの保険請求事務を正確かつ的確に行います。
また、受付や医師・看護師のサポート、物品管理など、幅広い業務も担当します。
働くフィールド
- 医療事務
- 医療秘書・院長秘書
- 調剤薬局事務
- クリニック事務
- 介護保険事務
- 会計オペレーター
主な業務内容
- 医療費の計算・請求
- レセプト(診療報酬明細書)作成 など
医療事務って本当に必要なの?
医療事務がなければ病院は成り立ちません。なぜかというと、次のような理由が挙げられます。
- 医療費の計算をする人がいないと、患者さんが窓口でお金が払えません。
- 医療費を計算するには『医科点数表』というルールブックが必要です。
- 医療知識をもった事務の専門家でないと、このルールブックを使いこなすのは難しいです。
そのため、学校でこの知識やスキルをしっかりと学ぶ必要があるのです。
ところでみなさん知っていましたか??
診察を受けた時に窓口で支払うのは全額ではありません。
実は、小学校入学前→2割、一般の人→3割、70歳~74歳→2割、75歳~1割の支払いでOKです(例外もあります)。 たとえば、30歳一般男性が1,000円分の診察を受けたら、医療費支払いは300円です。
残りの分はだれが支払っているの?
保険証を発行している、保険者に請求しています。
その保険者に残りの医療費を請求することを「レセプト(診療報酬明細書)請求」と言います。
レセプトってどうやって作るの?
- 一月に一枚、一人ずつ医療機関ごとに作成します。
- 医事コンというコンピュータで作成します。
レセプトを作るのは難しいのですか?
- いろいろルールがあるので、しっかりと学習する必要があります。
- その能力を問う資格に「診療報酬請求事務能力認定試験」というものがあります。
→これは医療事務の中で、最も大切で、かつ難易度の高い資格(全国平均は30%前後の合格率)です。
→本校の医療事務コースでは取得率87.0%と非常に高い取得率です。
医療事務・医療秘書になるまでの道のり
1年次 ~まずは基礎からしっかりきっちり。
現場で通用する実践力を身につけるための基礎学力・パソコン操作技能・コミュニケーション能力など、幅広い分野から学んでいきます。
2年次 ~つぎは専門的にじっくりみっちり。
資格・検定取得数 ひとり平均 なんと13.5個!(医療系2年制学科 2015年3月卒業生~)
- 卒業と同時に取得できる資格
- 医療秘書実務士
→資格・検定について詳しくはこちら
- めざせる資格
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- 診療報酬請求事務能力認定試験
- 医事コンピュータ技能検定
- DPS/PDPS初級検定試験
- 医科医療事務検定
- ビジネス文書技能検定
- 電子カルテ実技検定
- Excel表計算処理技能検定 など
→資格・検定について詳しくはこちら
就職 就職アドバイザーが One to Oneでサポートします。
京栄校では第一希望の就職先事業所への就職をサポートする「就職生涯サポートシステム」があります。
整ったシステム・環境にくわえ、京栄校が誇る就職アドバイザーが、学生一人ひとりをきめ細やかにサポート。第一希望事業所への就職に導きます。
また、在学中だけでなく、卒業後も就職活動を支援。生涯にわたってサポートを受けられます。
京栄校VOICE
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活躍する卒業生
就職率95.5%!専門職就職率97.6%
(2015年3月卒業生実績)
卒業生のほとんどが学んだことを活かせる専門職に就職しています。-
木村 由希乃 さん
京都府/南丹高校出身
西陣病院勤務(京都府)医療事務
会計業務や来院される方の応対をしています。
400床以上ある大きな病院なので訪れる方の年齢もさまざま。その方々になった受け応えができるように気をつけています。
将来は資格を活かし、レセプト(診療報酬明細書)業務に携わりたいですね。
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牛尾 崇 さん
滋賀県/守山北高校出身、
京都府/京都コンピュータ学院出身
琵琶湖中央病院 勤務(滋賀県)総務
(企画情報)委員会で使う資料やクリニカルパス(診療スケジュール表)の作成からホームページの管理まで、幅広く担当しています。
入社当初は医療事務として働いていましたが、今はより自分の可能性を広げるために総務として、病院経営を支えるさまざまな分野にチャレンジしたいですね。
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スペシャリストから学べる京栄校
講師は現場の経験豊富なプロ
活きた授業で実力と可能性を伸ばします。-
小辻 一巳 先生
元病院医事課所属長 診療情報管理士
診療報酬請求事務能力認定試験合格
社会福祉士 介護支援専門員 健康運動指導士医療現場では、資格やスキルなどはもちろんのこと、明るさや強さ、優しさなどの人間性も必要です。 何のために医療現場で働きたいのか、目的意識を持って一緒に学んでいきましょう。
■担当:診療報酬対策Ⅱ、労災・自賠責保険請求事務、介護保険請求事務演習など